ハラスメント

退職関連辞書

ハラスメントとは

ハラスメントとは、ハラスメントの対象となるものに対し、ハラスメントをする側の意図とは関係なく、損害や苦痛、不利益となる行動、態度をすること。

ハラスメントにより、ハラスメントをされる側が、個人の本来持ち合わせている尊厳を貶められたり、人格や人権といった、自然的に人間が兼ね備えている権利を侵害する行為。

個人の尊厳も人格や人権は、日本国憲法で保護されている他、国連などを代表とする機関や世界的且つ普遍的な人類の道徳からも保護されている。

従って、ハラスメントが生じる場合には、人間としての本質を否定ないし、侵害されているので、このような行為に屈することはあってはならない。

 

ハラスメントの種類

ハラスメントと言っても、その種類は数多く存在する。社会的によく知られているパワハラやセクハラ以外にも多数あり、それを紹介する。

 

パワー・ハラスメント(パワハラ)

パワハラとは、会社内において、職務的地位の高い立場の人間が、相対的に低い人間に対し、その地位や権力を背景に、精神的・肉体的な苦痛を与えること。

日本の民間企業や公務員のほとんどでは、あまり一般的な暴力(殴る・蹴るなど)は与えられないが、精神的な苦痛を与えるケースがほとんどである。

例えば、激ヅメのような、長時間または他の従業員の前で異様に叱りつける行為や、無視をする、与える業務が著しくレベルが低いなど、特定の従業員を排他するような行為、長時間労働を強いることや無理難題ばかり押し付けるなど、一般的な労働の概念を超える仕事を与える行為などが挙げられる。

 

セクシャル・ハラスメント(セクハラ)

セクハラは、ハラスメントの中で最も早く社会に認識されたハラスメント。

男女雇用機会均等法の改正が、1999年に施行(1997年改正)され、セクシャル・ハラスメントに対する会社の配慮義務などが盛り込まれた。これは、日本が1985年に批准した女子差別撤廃条約に基づくものである。

セクハラは、男性から女性に対して行われるものという認識が多かったが、本来は、男性から女性、女性から男性のほか、LGBTにも存在する。

世間的な立場の上下を利用した性的な行為を強要する行為のほか、卑猥な言葉を浴びせることやお酌の強要、出産や結婚、恋愛などに対する世間一般的な常識を逸脱した質問をするなどの行為もセクハラとなる。

世間的な立場なので、必ずしも同一の職場内だけに生じることではなく、取引先や取材先などの会社関係はもちろんのこと、プライベートの中にも、こうしたセクハラは生じやすい。

 

マタニティ・ハラスメント

妊娠に関するハラスメントであり、妊娠を契機として行われる。

例えば、出産を契機に育児休暇を取得することにより、会社としては、再度、同等の立場で職場復帰をさせることとするが、1年のブランクを気にする会社側が、何かしらの精神的な圧力をかけて、職場復帰をさせないようにさせたり職場復帰したとしても、育児休暇前と後で、立場が著しく下げたりすることなどがある。

 

これ以外にも数多くの名前のハラスメントを紹介するサイトなどがあるが、仕事に関するハラスメントを全て集約すると、大抵がこの3つに分類される。

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